人件費の重さずっしり | パートの採用コンサルが採用時に役立つ情報コラムを掲載 | ブログ

自戒も込めてちょっと正直に書かせていただきますと、

コンサルタントって「昔○○会社（けっこう大きな会社）で○○やっていました」など

昔の経歴をよく表に出すことがあります。

私が独立したばかりの頃ですから、かれこれ２０年ほど前のことですが

私に仕事を教えてくださった恩師K先生がこんなことをおっしゃったんです。

「○○大学出身ですとか、○○会社出身ですとか、一見凄そうに見せていて実に中身がない。

　そういう昔の話で生きていくのはやめて、今のリアルな実績で貢献できる人になれるとよいですね」

つまり２０年前のその当時の私はきっとそうじゃなかったってことですよね。

恥ずかしいことです。今はどうなのか。それもまあ怪しい。

過去の経歴は消せませんので、それはもう仕方のないこと。

でも自分の技術で貢献したいのであれば

「いま自分はどうなのか」

「クライアントに成果を出していただけているのか」

ここを厳しめに直視せずして、どこを見るのかと自分に言っておきたいと思います。

人材系コンサルタント的な活動はかれこれ３０年近くやっていますが

だからと言って自腹で人を雇用したのはここ４年くらいでしょうか。

従業員数が２ケタになったのもこの１年ちょっと。

経営における

・「給与と社保」という金銭的負担や責任へのプレッシャー

・従業員さんと思いを同じくして進むことの難しさ

・従業員さんに心無いあれこれを簡単に言われるつらさや辛抱

これは本当に経営者の健康を損ねるレベルの困難さがあります。

それでいて、じゃあいくら営業利益が残るのか。

自分はいったい何をやっているんだと思わざるを得ません。

世の多くの経営者さんはこんな思いをしているのか。

人を多く雇用して初めて「マネジメント」の楽しさや苦しさを

身をもって感じられるようになりました。

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起業家と経営者は全く違う

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そう話してくれた経営者の先輩がいました。

ようやく今この言葉の意味がわかるようになってきました。

経営者でもあり、パートアルバイトさん戦力化コンサルタントとして

私は何をすべきか。明白ですね。

知っている、わかっているつもりのコンサルタントではなく

痛みを知る同胞として私にしかできないことがあるのです。

新年度になりましたね。

また新しい気持ちで１９期スタートです。

パートさんが元気な会社は業績向上　

パートさんが明るいと家族も元気

そんな日本はきっと明るい